【パラディンズ】あえてペイロードをゴールさせないほうが有利になる? - 3-3の戦略 -
2018年11月に行われたPaladins World Championship(PWC)の予選での出来事。
↑ 現在の状況は、3-3で赤チームのSplyceがペイロードを押しています。青チームのRenegadesがオールダウンしたところでオーバータイム発生。このままペイロードを押し切ればゲームセット。Splyce、Renegadesの10人全員がアルティメットを使えます。
↑ ペイロードがゴール際まで来ました。防衛側の青Renegadesはゴールされたら試合終了なのでインがアルティメットを使用。
↑ 攻撃側の赤Splyce(マコア、ラッカス)はインがアルティメットを使った瞬間にペイロードから離れました。このまま押し切れば勝ちなのに。
↑ 手を叩いて喜ぶSplyceの選手。いったい何が起こったのでしょうか。
攻撃側は、3-3でペイロードがゴール際まで来て敵の1人がアルティメットを使った時点で2つの選択肢が出てきます。
1、アルティメットを放出してゴールに挑戦する
2、アルティメットを温存して次のラウンドに備える
1、をたいていの人が選択するでしょう。
しかし結果が2通りあって
a、敵もアルティメットを放出し、ペイロードのゴールに成功
b、敵もアルティメットを放出し、ペイロードのゴールに失敗
a、ならば結果としてはいいですが、b、の結果になってしまうと最終ラウンドのキャプチャーでは両チームともに互角の戦いになります。
2、を選択した場合の結果は1通りです。
最終ラウンドで100%自チームが有利になります。
これがSplyceの選手が喜んでいた理由です。
下記の条件がすべて揃わないと使えない戦略です。
・3-3で自チームがペイロードを押してる
・自チームにアルティメットが揃っている
・敵チームがアルティメットを使った
オーバータイムの場合は敵チームがアルティメットを使ったら即ペイロードから離れましょう。
オーバータイムでない場合はもう自リスにこもるくらいの勢いで引きましょう。
でないとアルティメットを使った敵選手が再びアルティメットをチャージしてしまいます。